東大阪市の歯科 インプラント・審美歯科・矯正歯科・歯周病(歯槽膿漏)治療のことなら香川東大阪歯科医院。 休日診療 土曜・日曜も休まず診療しております。
東大阪市の歯科医院 香川東大阪歯科医院

入れ歯について

こんにちは東大阪市中野荒本駅近く香川東大阪歯科医院の平田です。



将棋九段の加藤一二三さんは、テレビ番組で、入れ歯を使うと、
頭の働きが悪くなると述べています。一方、歯科関係者は、
かむことが脳を活性化し、認知症の発症に重要な役割を
果たしていると述べています。個人差があるようですね‼

<入れ歯安定剤を使用することはいいのですか?>
入れ歯の不適合から、入れ歯と歯ぐきとの間にすき間が生じる
ことによって入れ歯が外れやすくなり、また、そのすき間に
食片が入り込むことが要因となり、安定剤を使用します。
基本的には、入れ歯安定剤の使用は避けるべきです。
歯の欠損に伴い、お口の中の環境が変化します。入れ歯の方に
対しては、お口の中に悪玉菌(カンジダ菌など)が多く生息
している傾向にあります。入れ歯の安定剤はそれらの細菌が
付着する傾向にあり、よりよいお口の環境をつくることは難しい
のです。入れ歯に付着したプラーク内の細菌が肺炎などを
引き起こす可能性があります。
このことから、入れ歯の不適合を認めた時には歯科医院を
訪れ、入れ歯の調整を行うことが、全身の健康に重要です。
そして全身への影響を考え、入れ歯を清潔にすることが大切です。

<入れ歯のかむ力について>
入れ歯は、お口の中で安定し、きちんと「かめ」ているかどうかを
定期的にチェックし調整することが大切です。
最近の研究で、衛生管理が楽なグミゼリーに着目し、「かむ」と
溶け出すゼリー中の糖(グルコース)の量を測定器で調べ、
正常かどうかを判断することができるようになりました。
この方法は患者さんの主観に左右されないことから、
客観的に評価することができます。
この検査は現在、各歯科系の大学などで行うことができます。

<入れ歯の患者が増加しています>
2010年の調査で、入れ歯を使用している人の数は約2.820万人
です。つまり、日本人の4人に1人が入れ歯を使用している
可能性があります。
入れ歯を長年使用していると、歯ぐき、顎骨が変化・減少し、
入れ歯が合わなくなります。痛みやかみ合わせの不具合から、
肩こり、腰痛、消化器疾患などを引き起こします。
入れ歯においても定期検診が必要です。

<高齢者における歯の喪失の実態>
高齢になると残っている歯は少なくなり、2016年の調査
(厚生労働省)で後期高齢者の平均値は15本弱で、2人に1人が
総入れ歯、こと全部的入れ歯を使用しています。
高齢で歯の喪失が進むにつれて、ブリッジ→部分入れ歯→総入れ歯
と、より大きな入れ歯を使用する割合が高くなります。
一方、60歳前後の人たちについては、1975年では歯の数は
14本でしたが、2016年では約24本であり、残存する歯の
本数は増加の傾向にあります。

<歯を失うと記憶力が低下します>
北欧の大学の研究で、歯の数と記憶力との間に関係があるとの
報告がされています。55~88歳の273人を対象に記憶力テストを
実施したところ、歯の数が多いほど記憶力が高いとの結果を
得ました。その要因として、「かむ力」が大きいと脳への血流量が
増え、脳の広範囲の部位の活動が活発になるためと考えられています。
また国内の研究で、奥歯のないマウスは記憶力の低下を伴い、
アルツハイマー病が悪化傾向にあったとの結果を得ています。
歯を長く健康に保つことが、記憶力を維持することにつながる
ものと考えられます。






参考文献:「お口・歯のあいうえお」
山本宏治=編・著

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 入れ歯について

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://higashiosakashika.com/mt/mt-tb.cgi/293

コメントする