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ウイルス感染症について

こんにちは東大阪市中野荒本駅近く香川東大阪歯科医院の松﨑です

♦お口のウイルス感染症とは
お口に発生するウイルス感染症の多くは、皮膚感染症、腺感染症です。

a.単純疱疹とは
一次感染と二次感染とに分けられます。
一次感染は1~6歳に生じ、発熱と歯ぐきの出血を伴い、お口の粘膜に痛みを有する水泡を形成します。その後、水疱は破れて、10日から2週間で治ります。
二次感染(再発性単純疱疹)はウイルスが上皮に潜伏し、ストレスなどにより再発します。多くは
思春期以降の女性で、口唇と皮膚との境に数個以上の水泡を形成します。時としてこれを反復します。

b.帯状疱疹とは
小児期に飛沫感染し、全身に水疱性疱疹、発熱、痛みを引き起こします。ウイルスはセキズイ神経節に潜伏し、成人期の再発では神経の走行に沿って痛みと発疹を起こします。お口の中にも水疱が生じます。

c.流行性耳下腺炎
代表的な腺ウイルス感染症であり、高熱を伴い、耳下腺部の腫脹を呈します。

♦口唇ヘルペスは日本人の10人に1人がかかったことのある皮膚の病気で、「熱の華」などと言われています。唇やその周りにピリピリ、チクチク、するようなかゆみを覚え、小さな水膨れを起こす病気です。
このウイルスは神経細胞の中にひそんでおり、かぜで熱が出たり、疲れたり、ストレスにより免疫が低下した時に繰り返し症状が出ることがあります。
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスⅠ型というウイルスが原因で起こる病気です。治療には、抗ウイルス薬の点滴、飲み薬、塗り薬などがあります。単純ヘルペスは感染力が強く、症状がある時は、水膨れやかさぶたになるべく触れないように注意することが必要です。また、だ液で感染する恐れがあるので、タオルやコップの共用は避けるべきです。なお口唇ヘルペスは、再発を繰り返すことがあっても治っていきます。

♦塗り薬
口唇ヘルペスには塗り薬が有効です。
日本人の10人に1人が罹患したことがあり、上述のように、これは、単純ヘルペスというウイルスによる感染症です。このウイルスは感染力が強く、直接接触はもちろんのこと、間接的にも感染します。一度感染すると、このウイルスは体の神経細胞に住みつき、かぜなどで体力が低下した時に始発します。
口唇ウイルスの抗ウイルス薬が効果的です。市販薬も有効です。

♦口内炎について≫洗口剤でうがいすることが大切
お口の中には数多くの炎症性の病気を認めます。その中で口内炎は、頻度の高い病気です。口内炎はお口の粘膜に小さな発赤と腫脹が生じ、痛みを有し、数日から数週間で治りますが、その多くは原因が不明であり、ときとして再発することがあります。(再発口内炎と言います)。

♦かぜとインフルエンザについて
かぜ(かぜ症候群)の原因のほとウイルスによるものです(200種類以上)。その治療はウイルスそのものをやっつけるものではなく、症状(せいなど)の軽減を図る方法をとります。
また、抗生物質が出されるのは、かぜの合併症を防ぐためです。
一方、ウイルスの中でもインフルエンザウイルスが体内に侵入し、急速に増殖すると、かぜと異なり高熱や全身にだるさなどが生じます。治療法としては、タミフル、リレンザなどの抗インフルエンザウイルス薬を使用します。最も注意しなければならないのは、高齢者、子どもおよび心疾患、糖尿病などの持病がある人です。肺炎などを併発することがあるためです。
日常の予防には、うがいするより抗酸化作用のある「カテキン」が含まれている緑茶などを飲み込むほうが有効と言われています。胃酸でウイルスが死滅するためです。

♦ノロウイルスについて≫あなたも感染源になります
このウイルスは、少量で人に感染し、腸管で増殖する感染力の強いもので、下痢をしたり吐いたリする感染胃腸炎を呈します。また、感染した人の1/3に症状は認めないと言われています。12月~1且がピークであり、通常は3日以内で回復します。しかし、子どもや高齢は症状が重くなる場合があります。
ウイルスがため込まれたアサリやカキなどをよく加熱しないで食べると、感染することがあります。
調理する人が感染していて、作った料理を食べても感染することがあります。特定の食材が危ないのではなく、原因は人だと言われています。とりわけ食品関係の仕事にたずさわっている人はトイレ後や調理前などにていねいに手洗いするなど、衛生管理を徹底することが重要です。また、特効薬はありません。下痢止めの薬は病気の回復を遅らせる可能性があり、使わない方がいいと考えられます。病院で点滴などの治療が必要です。

♦新型コロナウイルスとは
日本では、2020年1月に感染者が出たことから、指定感染症に定められました。
中国の武漢の食文化が要因で、ウイルス性肺炎が発症したものと言われ、中国から世界各国に感染が拡大しました。米国のCDCは警戒レベルを最も高いレベル3に指定し、中国への渡航および中国からの入国を禁止しました。
なお、このウイルスによる肺炎は、重症急性呼吸器症候群(MERS)を引き起こすウイルスとは異なります。
新型コロナウイルスによる肺炎は両側の肺炎症を起こす傾向で肺に粘液性の水が溜まることから、重症化することあります。特に、高齢者や持病のある人は、注意を払う必要があります。
2020年3月に新型コロナウイルス感染が世界各国に蔓延したことから、パンデミック(ギリシア語)が提唱されました。よって、Tokyo2020オリンピックが延期になりました。

♦消毒にはアルコールが有効です
新型コロナウイルスは「エンベローブ」という「から」をまとったウイルスです。ウイルスは自身で増殖できず、人の細胞内に侵入して増殖します。「エンベローブ」を取り除くと感染力はなくなります。現在、最も有効なのはアルコールです。一方、ノロウイルスは「エンベロープ」は存在しません。そのため、アルコール消毒はききにくいです。また、次亜塩素酸ナトリウムもウイルス・細菌に消毒効果を有します。市販では、ハイター、ミルトンの構成成分です。次亜塩素酸水とは異なります。注意を‼

♦風疹・麻疹ウイルス≫特に40代男性は注意‼
どちらも、非常に感染力の強いウイルス感染症です。根本的な治療薬はなく、対症療法しかありません。しかし、日本では予防効果の高い風疹・麻疹混合ワクチン(MRワクチン)があります。
また、日本では2015年に麻疹の排除がWHOから認定されました。一方、風疹は2018年7月以降、海外で感染した患者が急増し、2018年に2,941人、2019年に2,306人、2020年に100人の報告がありました。風疹は成人に発症すると重症化することが多く、現在の流行の中心は、40代の男性です。
2020年4月の時点で、41~58歳の男性は1回も公的予防接種を受けておらず、抗体保有数は約79.5%です。抗体保有数が80~85%以上でないと感染の蔓延は抑えられません。
政府は、この世代の男性にクーポン券を送付し、無料でワクチン接種を進めているのが現状です。

♦エイズーAIDSについて
エイズは後天性免疫不便症候群の略です。HIVウイルスの感染が進行し、著しく免疫能力が低下した状態のことを言います。


参考文献:お口・歯のあいうえお 山本宏治=編・著

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